カフェ RobiniaHill│福岡市早良区

RobiniaHill

イベント案内 イタリアの光、イギリスの影~リコーダーとリュートによるバロック音楽~

 北部九州、今年は早くも8日も早く梅雨入りしました。鬱陶しい季節と考えるか雨の日もいと麗しと思えるか・・・。

大人になるにつれて雨の日も嫌ではなくなりました。寧ろ、雨粒が木々の葉に落ちる音がBGMになったり、地面に細い針のように降り注ぐ雨を下から見上げるとスローモーションの映像に見えたり・・・。晴れの日とは確実に違う物思いにふけっています・・・。

ただただ雨による災害が各地で起こりませんようにと願っております。

 

さて先日5月26日(土)、波多江崇行さんのバンブーギターによるアフタヌーンライブを開催しました。昼間のライブだと私もちょっと手を休め、聴くことができるので、嬉しい!

2月にVOL. 1を開催した波多江崇行ソロライブ。好評につき、早くも5月にVOL. 2。

梅雨入りしたというのに雨も降らず、心地いい窓外の風を木々に感じながら、柔らかいバンブーギターの音色。ジャズスタンダード、ボサノバ・・・、バンブーギターの丸い音色がとても合っていました。ツアーや他会場でのライブなどで活躍されている波多江さん、Robinia Hillでのソロライブではフリージャズのときとはまた違う優しい表情を見せてくれます。次回は11月に会えます!

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 続けて7月のイベント案内です。今回で3回目を迎える小池耕平さんのリコーダーの演奏会です。今回はリュート奏者の太田耕平さんとの共演です。

おや、「ダブル耕平」ですね!

 

 「イタリアの光、イギリスの影~リコーダーとリュートによるバロック音楽」

(1600年頃のイタリア音楽と1700年頃のイギリス音楽)

7月7日はすずやかに響くリュートと しみじみとに鳴るリコーダーで、1600年代前半のイタリアの音楽と1700年代初頭のイギリスの音楽をお届けします。

イタリアでオペラの創作とともに始まったバロック音楽は、楽器のために独奏曲が作られるようになった時代でもあります。1600年代のイタリアの音楽は演劇性と強いエネルギーで聴く人に訴えかけます。1700年頃のイギリスの音楽は同時代の他の国の音楽には無いしめやかさで心に染み込んできます。

 

日時とチャージ:2018年7月7日(土) 

 〔昼の部〕13:30開場、14:00スタート 3000円(お菓子、1ソフトドリンク付)

 〔夜の部〕17:30開場、18:30スタート 3500円(食事、1ソフトドリンク付)

 *アルコール類は別途料金

場所:Robinia Hill  福岡市早良区南庄6-6-7 BRUNO102

*スペースの関係上、事前にご予約ください。

*専用駐車場がございませんので、恐れ入りますが、車でお越しの方は近隣のコインパーキングをご利用ください。

問合せ先:Robinia Hilll 太田まで(090-8352-2171) 

   

 

 


mail2423 のコピ・踉

 小池耕平 Koike Kohei [Recorder]

 1963年福岡市生まれ。福岡県立修猷館高等学校卒業。九州大学文学部西洋史学科卒業。大学在学中から演奏活動を始める。桐朋学園大学音楽学部研究科(古楽器科リコーダー専攻)を1989年に修了。リコーダーを花岡和生に師事。有田正広、故本間正史、ワルター・ファン・ハウヴェ、故ブルース・ヘインズらのレッスンも受ける。現在、日本各地において、リコーダーのソリストとしてまたバロック室内楽アンサンブルで演奏会を行なっている。また、小学校の訪問演奏活動も続けている。2007年にはヴァイオリンのジーン・キムと韓国公演。2009年の東京リコーダー音楽祭(読売新聞社主催)では 8人のリコーダー・ソリストの一人として選ばれ出演。2010年11月にはロンドンのヘンデルハウス博物館でヘンデルのリコーダーソナタ全曲演奏。富山古楽協会のリコーダー講師。

CD:「G.Ph.テレマン, リコーダー・ソナタ全曲」(ALM Records/ALCD-1059)/「”Flauto Diritto”, イタリアの道」(ALM Records/ALCD-1091)/「ヘンデル:リコーダー・ソナタ集」(ALM Records/ALCD-1137)
 
 AU7R0396

 

太田耕平 Ota Kohei [Guitar/Lute]

  福岡出身。 Forest-Hill Music Academyにて松下隆二氏に師事し、クラシックギターを始める。2000年3月、京都で行われたステファノ・グロンドーナ氏のギターリサイタルに感銘を受け、2001年よりイタリアに渡りヴィチェンツァ国立音楽大学にてグロンドーナ氏に師事。2005年、2006年にはシエナ市アカデミア・キジアーナ音楽祭に参加、巨匠オスカー・ギリアのマスタークラスを受講、優秀生ディプロマを取得。2007年9月、ヴィチェンツァ国立音楽大学ギター科を最高点首席にて卒業。

2007年11月よりドイツはフランクフルトに移住、西洋音楽の原点である古楽の追求を図るべく、フランクフルト国立音楽大学古楽専門学部にてリュートを今村泰典氏に、中世・ルネサンス音楽をミロ・マクバー氏に師事。当時の演奏法やネウマ譜の読解、バロック舞踏など中世からバロックまでの広範な演奏スタイルを学ぶ。在学時より、リュート奏者としてソロ、アンサンブル、オーケストラとの共演などの活動を始める。2013年、リコーダー奏者タベア・デーブスとCD「Upon a Ground」をリリース、ドイツ各紙にて取り上げられる。2014年7月、フランクフルト国立音楽大学リュート科を卒業。

近年、台湾のYun-Schenバロックアンサンブルとの台湾全国ツアー公演への共演や、中国人ヴァイオリニスト二人と結成したTrio La Pace(トリオ・パーチェ)として中国成都での公演など、アジア圏を中心に活動の幅を広げる。

2016年10月、15年のヨーロッパ生活にピリオドを打ち、完全帰国。福岡を拠点にギター・リュート奏者として演奏活動やレッスン活動、音楽講座の主催、演奏会の企画など多岐にわたる活動を開始している。ギター・リュート音楽教室KITARA代表。